棟紋裏に「天明四年」（１７８４・築１２４年後）という年号が刻まれていました。長国寺の修理報告書によると天明四年に初代信之公御霊屋の修理がなされた銘札が確認されており、二代信政公御霊屋修理も同時期に修理が行われた痕跡の発見となりました。

千鳥破風拝み（外観左側）破風飾りの裏板裏面に「天明五巳年･･･」に修理された年号と修理をした棟梁、彩色の職人の名前が書かれた墨書が見つかりました。破風飾りについても、天明五年（１７８５)に修理された事が判明しました。

❶の建具中桟より「万治三年子年…」（1660）という墨書が見つかりました。
❷の建具中桟より「天明五巳年…」（1785）という墨書が見つかりました。剥がした襖の下貼りについてもかなり　古い年代の物もありました。

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